
今は遠き青の大地
オリエンタルブルー 青の天外 WEBオンリーイベント
2021年10月24日(日)0:00~23:59に開催された、『VOiCE Project』および『VOiCE VR』でのオンリーイベントの記録です。
募集開始~設営まで
はじめてのVRイベント

設営の様子
立ちはだかるスペックの壁……しかし
サークル・一般参加の方にはスマホやタブレットが多く、快適な動作にそれなりのメモリを必要とするVR会場への閲覧と入場は、すんなりとはいきませんでした。それでもなお諦めず壁に立ち向かう日々。スマホのOSを最新にアップデートしたり、各端末のブラウザで動作確認をしたり、パソコン画面が時にホワイトアウトとブラックアウトを繰り返してフリーズしたり、運営スタッフさんとの雑談に花が咲いたり、主催者がスタッフさんに良からぬ企みを入れ知恵したり、3人で協力してスペースの設営をしたり…と。
とても充実した日々でした。

VR会場、開会!
しっとりしたイベント
設営が間に合わなかったサークルもありましたが、無事に開会にこぎつけたのです。後は一般参加者が来てくれるのを待つばかり。
ワクワクドキドキしながら待っていると、運営スタッフのDさんが「おはようございます!」と元気よくやってきました。良かった、これで退屈せずに済む……主催者扮する猫は、そう心の中で呟き、胸を撫でおろしました。ついでに会場MAP横に設置していたポリゴン犬の大きさをいじって目立つようにしてみました。

はじめての来訪者
小一時間後……
運営スタッフさんが塔の中へテレポートして「ご本尊」「スナイパー」と暇を持て余している頃、主催者は畳の上に生首をさらしていました。するとそこへ、一人の可愛い犬のアバターが入ってきました。来訪者1号さんです! 慌てて体を起こし、元生首と元スナイパーが出迎えます。「ようこそ~」「ごゆっくり~」「何かお困りですか?」などと元生首と元スナイパーに声をかけられた一般参加者さんは気が気でなかった事でしょう。その頃、スマホで留守番させている主催者B(分身)は、「カタログとシール、ネップリ配布中です」「カタログとシール、ネップリ配布中です」「カタログと」「カタ…」「どうぞ見ていってください~」「カタログとシール、ネップリ配布中ですワン」「あなたのカンパがサーバー維持費になりますワン」「お気持ちチケット販売中ですワン」「たった〇人で運営しているホープ21に愛の手を~」と、同じ言葉の羅列を繰り返すBOTと化していました。「来訪者1号さんですね」元ご本尊兼元スナイパーは、元生首に嬉しそうに言いました。元生首はリアルでドゥーフフフと笑っていました。そして真顔に戻るや否や、
「〇人なのはvoiceですw(印刷所が)回りませんよw」と冷静なツッコミを入れてくれたので、主催者Bは慌ててAndroidの予測変換学習をやり直す羽目になりました。

昼~夕方まで
まったり、まったり。
ちらほらと一般参加の方が遊びに来てくれるようになりました。
主催者のネトゲのフレンドやフォロワーさんも混ざっています。
スマホ操作の分身は相変わらず予測変換でBOTと化していました。サークル参加者の方は、流石に徹夜でネップリ用のイラスト作成に取り組んでいた為か、仮眠を取りに行きました。

ゴールデンタイム
久方ぶりの邂逅
分身がスペースでBOTと化している頃、段々とロビーや会場が賑わってきました。訪れる人々に相も変わらず「お気持ちチケット販売中ですワン」「100円から支援できますワン」「あなたのカンパがサーバー維持費になりますワン」と、犬アバターに合わせ語尾にワンワン付け始めたチャットがログを埋めて行きます。
そんな中、サークル参加の方のフォロワーさんがおいでになりました。コアタイムも近付き、運営スタッフさんも再び会場入り。
暫く人の流れを見ていると、mocri(通話アプリ)にサークル参加の方がログインしたので会場に報せました。
そして2人は会場内で邂逅し、スタッフさんが記念写真をカメラ機能で撮ってくれたりと、微笑ましい場面が見られました。

コアタイム
カオス
20時からのコアタイムで、運営スタッフさんの放った「魔法の言葉」により、場内が一気に混沌とし始めました。
ある者は大気圏を突破し、ガガーリンよろしく「地球は青かった」と呟き、ある者は屋根に埋まり屋根裏のネズミと死闘を繰り広げ、またある者は地中深く潜り反対側のブラジルへ行き、またある者は鈍足の呪いでエラーと戦い、またまたある者は石畳に半身が埋まり、そしてまたある者はロビーへの入退場を延々と繰り返し、更にまたある者はカメラに魂を吸われ身動きが取れなくなり……

記念撮影
紅葉舞う秋の空
21:50からはロビー(large)で記念撮影会。
スタッフさんの先導で、鳥居前に集合した我々。
何事もなくニコやかに動画と写真をパシャリ。
とても素敵な思い出ができました。
ただ、一人だけ、やたら息を切らせ疲れ果てていました……。

閉会~そして……
次なる目標へ
しかし、寂しさに暮れている場合ではありません。
我々は、舟を漕いで新天地を目指さなければなりません。
そう、誰もが、旅人。
一期一会、通り過ぎた人も。
出会った人も。
みんな、まだ旅の途中なのです。
この世に電子の海がある限り、
我々は探し続けます。
いつか見た、あの、青い城を。
目覚めよ、と。
目覚めよ、火の一族。
そう、次なる戦いの場は、電子の海原の向こうにある大陸…

そして、2022年1月――
決戦の時は、来る。

【今は遠き青の大地 -オリエンタルブルー青の天外WEBオンリーイベント-】第一回 in VOiCE VR
開催告知から募集締切、VR会場での設営から前日までのログ+イベント当日のTLまとめです。